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虫歯菌はどこからやってくる?

皆様こんにちは

姫路駅前グランツ歯科受付です☺️

9月に入りましたが、外はまだまだ暑く汗ばむ日も続きますが、少しずつ秋の訪れを感じますね🍂

秋といったらご飯が最高に美味しいですよね(涙)

秋刀魚、柿、松茸、さつまいも…想像するだけでワクワクします💭

現在矯正中なので、健康な歯で美味しいものいっぱい食べられるよように日々のケアも頑張っていきます🤗✨

 

本日は、『虫歯菌はどこからくるの?』

虫歯菌についてと、対処法をお話しします。

 

虫歯菌の正体とその感染経路

 

虫歯菌の代表的なものは、「ミュータンス菌」という細菌です。ミュータンス菌は、糖をエサにして酸を生成し、この酸が歯のエナメル質を溶かすことで虫歯が発生します。この菌は、最初は赤ちゃんの口の中には存在していませんが、周囲の大人、特に母親や父親などの家族から感染することが一般的です。

 

例えば、大人が使ったスプーンで赤ちゃんに食べ物をあげたり、大人の口に入れた食べ物を赤ちゃんに分けたりすることで、ミュータンス菌が赤ちゃんの口の中に移行します。唾液を介して菌が伝播するため、虫歯菌は早い段階で口の中に定着してしまいます。

 

虫歯菌が引き起こすリスク

 

一度口の中に定着した虫歯菌は、日常的な食事や飲み物の中に含まれる糖分を利用して酸を作り出し、歯を侵食します。特に糖分を多く含む飲食物を頻繁に摂る習慣があると、口の中は酸性になり、歯のエナメル質が徐々に溶けていくことになります。これが虫歯の“始まり”です。

 

虫歯が進行すると、歯の内部にある象牙質や神経にまで達し、強い痛みを引き起こします。また、放置すると歯の喪失や、場合によっては顎の骨や血管にまで感染が広がる危険性もあります。

 

虫歯菌を防ぐための予防法

 

虫歯菌の感染や繁殖を防ぐためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

1.口腔内の衛生管理

歯磨きは虫歯予防の基本です。特に食後のブラッシングは、虫歯菌の活動を抑えるために効果的です。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間や歯茎との境目に潜むプラーク(歯垢)も丁寧に取り除きましょう。また、フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、歯の再石灰化を促し、虫歯予防に役立ちます。

 

 

2.食習慣の改善

糖分の摂取量を減らすことも、虫歯予防に有効です。特に、甘いお菓子や飲み物を頻繁に摂取する習慣があると、虫歯菌がエサにして酸を生成する時間が増え、虫歯のリスクが高まります。食事の後は水を飲んで口の中を洗浄したり、砂糖不使用のガムを噛んで唾液の分泌を促進し、口腔内の酸を中和することも効果的です。 

 

3.家庭内での感染防止
特に赤ちゃんや小さな子供がいる家庭では、大人から子供への虫歯菌の感染を防ぐために、食器やスプーンの共有を避けることが大切です。また、家族全員が定期的に歯科検診を受け、口腔内の健康を維持することが虫歯菌の広がりを抑える鍵となります。

 

4.定期的な歯科検診
虫歯が進行する前に、歯科医院で定期的な検診を受けることが重要です。歯石やプラークを歯医者へ行って取り除くことにより、虫歯菌の繁殖を防ぐことができます。歯科医院での予防的なケアも虫歯予防に役立ちます。

まとめ

虫歯菌は主に家族から感染し、その後は口腔内の環境によって繁殖していきます。しかし、日々のブラッシングや食生活の改善、家庭内での感染防止策、そして歯科医院での定期的なケアを行うことで、虫歯菌の影響を最小限に抑えることができます。しっかりとした予防対策を行い、健康な歯を維持しましょう。