インプラントとは?(基礎知識)
インプラントとは?(基礎知識)
インプラント治療は、歯を失った部分のあごの骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。失った歯の回復には「ブリッジ」や「入れ歯」といった方法もありますが、インプラントは見た目や噛む力が天然の歯に近く、あごの骨にしっかり固定されるため、噛む力を回復しやすく、他の歯に負担をかけにくいのが特徴です。
インプラント体(フィクスチャー)と呼ばれるチタン製のネジを骨に固定し、その上にアバットメント(連結部分)、さらにセラミックなどで作られた人工歯を装着します。骨とインプラントがしっかり結合することで、まるで自分の歯のように噛むことができます。
人工の歯根は、「チタン」という素材でできており、そのチタン製のスクリューが顎の骨に埋め込まれます。顎の骨の中にスクリューが埋め込まれると聞くと「怖い」という印象があるかもしれません。しかし、歯を抜いたことがある人ならお分かりかもしれませんが、天然の歯も元々骨の中に入っています。歯を抜くということは、すでに顎の骨を触っていることになり、インプラントを埋め込むというのは、その逆をしているだけということです。
過去には長いインプラントを埋め込むことが推奨されていましたが、現在は短いインプラントでも予後が良いという研究結果も出ており、当院で使用するインプラントの長さは1cmのものが多いです。このことを説明すると、「意外と短いですね」とリアクションされる患者様が大半です。チタンは金属アレルギーの方のアクセサリーに用いられたりする金属で、体に対して親和性の高い(害の少ない)金属であると言えます。チタンはインプラントの他にも、股関節への人工関節の材料としても用いられていることからもご安心いただけますと幸いです。
セラミックの人工歯は周囲の歯と馴染みやすく、見た目が自然です。
ブリッジのように健康な歯を削る必要がなく、自分の歯を守ることができます。
入れ歯では噛む力が3〜4割程度になるのに対し、インプラントは天然歯に近い力で噛めます。
歯を失うと顎の骨は少しずつ痩せてしまいますが、インプラントは骨に直接力が加わるため、骨の減少を防ぎやすいです。
※事前に精密検査を行い、骨の状態や全身の健康状態を確認してから治療可否を判断します。
例えば、一本歯が抜けたとして、そこにそのままインプラントを入れて、長期的に安定するのでしょうか。それを判断するには、「なぜ抜けてしまったのか?」という考察が必要です。抜けた理由が、「歯をぶつけて折れてしまった」という理由であるなら、そこにインプラントを適応しても問題ない可能性がありますが、「歯周病でグラグラして抜けた」という場合は、注意が必要です。
なぜなら抜けた歯の隣の歯も歯周病になっている可能性があり、せっかく入れたインプラントが感染してしまう危険性があるからです。そうしたリスクを排除するため、当院では「なぜ今の状態に至ったのか」を推測するために、現状把握の検査をします。検査を行い、分析を行うと、現状に至った原因がわかります。その原因に対するアプローチを行わなければ、せっかく入れたインプラントがロスト(喪失)してしまうことになります。
「インプラントを入れれば一生安心ですよね?」とよく聞かれます。しかし、答えは残念ながら「いいえ」です。インプラントは天然の歯と同じように、正しいケアを怠るとトラブルが起きる可能性があります。
天然の歯と違い、インプラント自体はむし歯にはなりません。しかし、周囲の歯ぐきや骨は天然の組織と同じです。お手入れが不十分だと「インプラント周囲炎」という歯周病のような炎症が起こり、最悪の場合、インプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
グランツでは、インプラントを長持ちさせるために、治療の時点から将来を見据えた配慮をしています。それでも、治療後のセルフケアや定期的なプロのメインテナンスなしでは、気づかないうちにトラブルが進行してしまうことがあります。
噛み合わせのズレや緩みは、自覚症状が出る前に調整することで大きなトラブルを防げます。
専用の器具でインプラント周囲の汚れを徹底的にクリーニングすることで、炎症を未然に防ぎます。
インプラントと一緒に他の歯もチェック・クリーニングするため、口全体の健康維持につながります。
せっかく時間と費用をかけて入れたインプラントだからこそ、最大限長持ちさせたい。グランツでは治療が終わってからが本当のスタートだと考え、定期検査・噛み合わせ調整・クリーニングを通じてしっかりサポートします。
さらに、インプラントを入れていない方でも、歯を残すための定期メインテナンスを強くおすすめしています。歯科医院でのプロケアとご自宅でのセルフケアを組み合わせることで、インプラントも天然歯も健康な状態を長く維持できます。
当院では、認定歯科医院限定の「ガイドデント社のインプラント保証制度」をご希望に応じて対応しています。万が一のトラブルに備えたい方や、長く安心してインプラントをお使いいただきたい方は、お気軽にお申し出ください。
※制度の内容や加入には一定の条件がございます。詳しくは診察時にご説明いたします。
※認定歯科医院とは厳格な審査基準を満たし、一定水準以上のインプラント治療を行う能力があると認定された歯科を指します
インプラント治療を検討する際、「どの歯科医院で受けるか」はとても大切です。姫路市には、インプラント治療に力を入れた歯科医院もあり、診断設備や手術環境が整っている医院もあります。医院選びでは、学会の専門医資格や、CTなどの設備、術後のケア体制などを確認すると安心です。
当院の院長は、全国の歯科医師にインプラント技術を指導するインストラクター(講師)としても活動しており、これまで多数の講演や技術指導、専門誌への執筆を行ってきました。科学的根拠に基づいた、丁寧で確実なインプラント治療を提供しております。
その高い専門性が評価され、姫路市内はもちろん、市外の歯科医院からも「自院の患者様のインプラント治療を任せたい」とご紹介をいただいています。つまり、歯科医師自身が信頼を寄せ、紹介してくださる医院なのです。
姫路駅前グランツ歯科は、インプラント・矯正・歯周病治療に対応している歯科医院です。院長は、口腔外科分野での診療経験を活かし、外科的処置においてもできる限り患者様への負担に配慮した体制づくりに取り組んでいます。インプラント治療では、姫路市内でも導入例の少ないガイデッドサージェリー支援システム「Xガイド」を用い、精度の高い治療計画の作成に努めています。
また、マウスピース型矯正装置「インビザライン」にも対応しており、必要に応じて矯正治療とインプラント治療を併用するような治療方針を立てることも可能です。歯周病治療については、患者様の状態に応じた対応と継続的な予防ケアを大切にしています。 診療時にはカウンセリングを丁寧に行い、個室の診療室でプライバシーにも配慮した体制を整えています。姫路エリアでインプラント、矯正歯科、歯周病治療に関心のある方は、診療内容をご確認のうえ、ご検討ください。
▼次のページへ

姫路駅前グランツ歯科
院長挨拶
院長の粟谷英信と申します。
姫路での開業以来、地域の皆様に支えられながら、これまで多くの患者様と向き合ってまいりました。開業当時は「削って詰める」→「また悪くなって歯医者に行かないといけない」の繰り返しをさせないような治療をしよう、という思いがありました。
これまでたくさんの患者様に来ていただきましたが、やはり、一時しのぎの治療ではなく、根本的な治療が必要な患者様が多くいらっしゃるな、という印象です。
グランツが大切にしているカウンセリングで色々お話を伺い、患者様に合った治療を提供させていただき、特にインプラントと矯正治療に関しては「きれいに治って嬉しい」「こんなところを探していた」とたくさんのお喜びの声をいただいております。
姫路にも多くの歯科医院がございますが、グランツの役割は、「しっかり(根本的に)治療して、きれいでよく噛める状態を維持したい」、という思いに応えることだと思います。
スタッフ数も増え、チームワークも向上し、より一層皆様のニーズに応えられるようになりました。今後とも姫路駅前グランツ歯科をよろしくお願いします。