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インプラントが怖い方へ(痛みやリスクへの不安解消)

インプラントが怖い方へ(痛みやリスクへの不安解消)|姫路駅前グランツ歯科|姫路市の歯科・口腔外科・矯正歯科

インプラントが怖い方へ

悩む高齢女性

姫路でインプラント・歯周病・矯正治療に対応する姫路駅前グランツ歯科では、患者様とカウンセリングの時間を設けており、今までたくさんの患者様とお話させていただきました。私は、「なるべく今の歯を保存し、将来的にお食事で困らないようにお手伝いさせていただきたい」と考え、患者様に「そうするためにはどうしたら良いか」を提案させていただきます。色んな状態の患者様がいらっしゃいますが、そうするためにどうしても「インプラント」が必要なことがあります。

私は歯を失うことをよく家に例えて説明をします。歯は家に例えると柱のような存在です。口の中は食べ物を食べるために、歯には何度も噛み締める力がかかります。中には酸性の食べ物や飲み物もあります。また、運動するときや寝ている時には、体重の何倍もの力で食いしばると言われています。そのような過酷な状況は、家で言うと、台風や地震に毎日晒されているような過酷な状況です。それを支えているのが柱である歯なのです。

歯は正常な方で28本あり、それで均等に力を受け、バランスを取っています。28本が27本になった瞬間からバランスを失い始めます。徐々に抜け始め、本数が少なくなれば、家が崩れるというわけです。崩れた家を建て直すのは大変です。(費用的にも労力的にも)インプラントは人工歯根という名の通り、失った歯の代わりをしてくれます。柱の補強です。このようなことができる治療はインプラントの他にはありません。したがって、口の中全体の状態を維持しようと思うと、インプラントがどうしても必要な状況が出てきます。

ところがインプラントを提案した時の患者様の反応は次の通りです。
  1. ① 怖い
  2. ② 悪いイメージがある
  3. ③ 費用が高い

このようなマイナスイメージが強く、私が詳しい説明をする前に、抵抗感を示す患者様がいらっしゃいます。インプラントは保険外治療なので、③の「費用が高い」ということで、諦めるのは仕方ないと思います。(その場合は何年か後にインプラントを入れる方法やローンを使う方法など、ご相談に乗らせていただきます)

しかし、①や②の理由でインプラント治療を拒むのは、口の中が悪化していくのを指を加えて見ていくことになるので、とてももったいないことだと思います。

これから
①怖い
②悪いイメージがある
について解説させていただきます。

①怖い

悩む高齢女性

「骨の中にボルトを入れるなんて考えられない」「痛そう」とお考えの方もいらっしゃると思います。ところが、当院でインプラント治療を受けられた方は、「思っていたより全然大丈夫だった」とおっしゃって頂けることが多いです。まず、骨を触るということに関して。インプラント治療を受けようとお考えの方は、すでに歯を抜いたことがあるのではないでしょうか?歯を抜くという行為は、むし歯や歯周病で感染した歯や病変を歯肉の中にある歯槽骨から取り去るということです。つまり実はその時にすでに顎の骨を直接触っています。感染があれば、術後腫れや痛みを伴います。

インプラントを入れるというのは、歯を抜くのと逆の行為をします。皆様が思い描いているイメージは「太くて長いボルト」ですが、実際はせいぜい直径5mm、長さは長くて10mmです。実際の歯よりも細くて短いのです。しかも、歯を抜いた後の清潔な骨に無菌状態のインプラントを入れても、それほど炎症反応は起きません。炎症反応が起きにくいということは術後の腫れや痛みは少なく済むということです。(ただし、骨造成や多数のインプラントを一度に入れる場合はある程度、腫れや痛みを伴いますが、痛みに関しては鎮痛剤で対応できる程度です)

そして処置中と処置後の痛みについて。上でお伝えした通り、インプラント治療後の痛みは基本的に通常の鎮痛剤で対応可能です。インプラントを入れている時の痛みはどうでしょう。実は通常の局所麻酔が効果的に作用すれば、処置中の痛みはありません。それはなぜか説明します。皆様むし歯の治療などで局所麻酔をしたことはあるのではないでしょうか。その際麻酔薬をどこに注入するかというと、歯肉の中です。その麻酔は「歯肉→歯槽骨→歯の根っこ」の順番に浸透し、歯の中の神経がブロックされて初めて、むし歯治療をしても痛みがない状態が得られます。何が言いたいかと言いますと、麻酔薬が浸透する経路を考えると、歯の中の神経に作用するよりも、歯肉や歯槽骨に作用させる方が簡単なのです。したがって、インプラント治療は歯肉や歯槽骨に対する処置ですので、通常の麻酔で無痛を得ることができます。

以上のことから、通常のむし歯の治療が可能な方は、インプラント処置も可能と判断しております。しかしながら、通常のむし歯治療すら怖くてできないという方もいらっしゃいます。その際は、「静脈内鎮静」といって、点滴から不安を和らげる薬を投与すると、眠っているような感覚になるので、「気がついたら処置が終わっている」といった効果を得ることができますので、ご希望の方はご相談ください。

②悪いイメージがある

腕を組むシニア男性

私がインプラントを提案した時に、たまに言われるのは、

  • 知人がインプラントをして、うまくいかなかった
  • インプラントに関するマイナスなニュースや記事を見たことがある

ということです。

これに関して、私の意見は、「確かにインプラントにはマイナスな一面はある」ということです。一昔前の時代ですが、インプラントが流行った時がありました。インプラントメーカーもたくさんあり、従来よりも簡単にインプラントが入れることができるシステムが開発されてきました。簡単に入れることができるため、たくさんの歯科医院がインプラント治療を導入するようになってきました。すると次のような問題が出てきました。

1. 外科的なトラブル(→回避できます)

インプラントを入れる行為はあくまで外科処置です。上にも記しましたが、骨の中にドリルをする必要があります。これまでは「なるべく長いインプラントを入れない」という考えが主流であったために、外科処置に慣れていない歯科医師の場合、血管や神経の走行が把握できず、それらの損傷が起こり、トラブルになるケースがありました。しかしこのようなトラブルは本当にごく稀です。それをメディアが過剰に報道し、インプラントに対してネガティブな印象を持っている人がいらっしゃるなという印象があります。最近では歯科医師の側もインプラント治療に慎重になっているため、口腔外科の経験があり、外科処置に慣れている歯科医師であれば、外科的なトラブルは回避できるのではないかと思います。

2. 補綴的なトラブル(→回避できます)

インプラント治療はこれまで「外科主導」と言われてきました。つまり「外科処置をちゃんとやりなさい」ということです。しかし最近では「補綴主導」や「患者主導」と言われています。「補綴」というのは、簡単に言えば、「どのように噛み合わせを考え、天然の歯の代わりのものを患者様に装着するか」ということです。この患者様は上下ともに他院で入れられたインプラント治療です。インプラントが正しく入っていたとしても噛み合わせが不安定であればすぐに壊れます。

入れ歯にしてもブリッジにしてもインプラントにしても、人工的な歯を入れるというのは家を建てる行為に似ています。設計が間違っていれば、崩れ落ちます。逆に設計が正しければ、長期にわたって安定します。しかしながら「正しく設計する」というのは、「正しく外科処置をする」よりも難しく、理解できている歯科医師は少ないように思います。

他院でインプラントを入れた患者様の治療前の状態の写真
※他院でインプラントを入れた患者様の治療前の状態です。
上あごは全てインプラントですが、見た目の噛み合わせも悪くなってしまい、辛い毎日だったそうです。

一本の歯を失うというのにも必ず原因があります。そこにインプラントを入れても、その原因への対策ができていないとどうなるでしょうか。このようなことから、外科処置だけではなく、補綴治療にも精通している歯科医院への受診が必要かと思います。正しく歯を治せば、ちゃんと長期に安定させることが可能です。

下の写真はインプラント治療のBefore/Afterです。噛み合わせを正しく治せば特に問題は起こりません。

インプラント治療前の写真

治療前

インプラント治療後の写真

治療後

3. 歯周病的なトラブル(→回避できます)

もう一つ考えないといけないのは、「歯周病」のことです。インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病(インプラントは歯ではないので、正しくは「インプラント周囲炎」です)にはなります。簡単に説明すると、インプラント周囲にプラーク(歯垢)や歯石がついたまま放置するとインプラントを支える骨が溶けてしまいます。「え?」と思われる方もいらっしゃいますが、体の中に細菌が侵入しないようにするための生体の防御反応で、ごく自然なことです。天然の歯にもほぼ同様の現象が起こり、これを「歯周病」と言います。

逆にプラークと歯石がつかないようにしていれば、インプラントを支える歯肉や歯槽骨は健康なままキープできます。ただし、インプラントを入れる部位の歯肉や歯槽骨の状態により、インプラント周囲炎が起こりやすくなることがあります。

  1. ①歯肉や歯槽骨の厚みが薄い場合 → 移植や骨造成が必要
  2. ②付着歯肉が少ない場合 → 歯周外科や歯肉移植が必要
  3. ③隣の歯が重度の歯周病になっている場合 → 歯周病治療が必要

これらのケースは要注意ですので、当院では適切に処置した後にインプラント治療を行うか、場合によっては患者様と相談して、インプラント治療を回避することもあります。インプラントを入れた後にインプラントを支える骨が溶けると聞くと怖いかもしれませんが、それは天然の歯にも起こる反応なので、天然の歯と同様に処置したりメインテナンスすれば、ちゃんと長期にわたって活躍しますので、ご安心ください。ただし歯科医院によっては歯周病治療に力を入れていないところもあるので、注意が必要です。

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監修
粟谷英信

姫路駅前グランツ歯科 
院長挨拶

院長の粟谷英信と申します。
姫路での開業以来、地域の皆様に支えられながら、これまで多くの患者様と向き合ってまいりました。開業当時は「削って詰める」→「また悪くなって歯医者に行かないといけない」の繰り返しをさせないような治療をしよう、という思いがありました。
これまでたくさんの患者様に来ていただきましたが、やはり、一時しのぎの治療ではなく、根本的な治療が必要な患者様が多くいらっしゃるな、という印象です。
グランツが大切にしているカウンセリングで色々お話を伺い、患者様に合った治療を提供させていただき、特にインプラントと矯正治療に関しては「きれいに治って嬉しい」「こんなところを探していた」とたくさんのお喜びの声をいただいております。
姫路にも多くの歯科医院がございますが、グランツの役割は、「しっかり(根本的に)治療して、きれいでよく噛める状態を維持したい」、という思いに応えることだと思います。
スタッフ数も増え、チームワークも向上し、より一層皆様のニーズに応えられるようになりました。今後とも姫路駅前グランツ歯科をよろしくお願いします。