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自分でインプラントを入れてみた感想②

こんばんは。

院長の粟谷です。

グランツに来ていただいた患者さんの中に、前回のブログの内容を見ていただいていた方がいらっしゃいました!ありがとうございます!

続きが気になると言うことでしたので、書きます。
左上4(前から4番目の歯)が抜けてしまったのですが、まずは抜いた後の感想は・・・

「笑ったら歯が抜けているのが見える!!」です。

歯科医師としては恥ずかしいことだ、と思いました。

インプラントを入れるまでには、歯を抜いてから骨が成熟するのを待つのが一般的です。

2ヶ月待つことにしたのですが、それまで「歯抜け」でいるわけにはいきません。

そこで人工の歯を接着剤で隣の歯とくっつける方法をとりました。
ところが・・・

「1日で取れた!!」

噛み合わせの影響もあるのですが、何度つけてもすぐ取れました。

私は歯科医院に勤めているので、取れたらすぐにつけてもらえるのですが、それでもかなりのストレスでした。

食べ物が片側だけでしか食べられないのは、苦痛ですね。ここで、患者さんの気持ちがわかりました。

そして思ったのは、

「早くインプラントを入れたい、、」

インプラント手術ができるまでの2ヶ月がすごく待ち遠しかったのを覚えています。

「手術」が「待ち遠しい」なんて、おかしいと思われる方もいらっしゃると思いますが、私は患者さんにインプラント手術を行っている経験から、「インプラント手術はそれほど、怖くない」ということを知っていました。

私はもともと口腔外科にいましたが、埋もれている親知らずの抜歯と比べても、外科処置としての侵襲(体のダメージ)は全然軽いものでした。(手技自体は精度が要求されるため、簡単がどうかでいうと簡単ではありません。侵襲が少ないというだけです。)

「なるべく歯を早く入れたい」という希望が強かったため、私は自分のインプラント手術に際して、インプラントを入れる日に仮歯が入るような術式を取り入れることにしました。

これを「即時荷重」と言います。

通常はインプラントの土台の部分を入れたら、自分の骨とインプラントが結合するまで、数ヶ月そっとおいておかないといけません。結合しないままインプラントに力がかかるとインプラントが抜けてしまう恐れがあるからです。

しかし、ちゃんと力がかかりすぎないように配慮すれば、「即時荷重」を行うことが可能です。

インプラントを入れた、その日に仮歯を入れる即時荷重にはある程度ノウハウが必要です。

そこで私は自分のインプラントの計画を自分で立てて、あらかじめ即時荷重できるように準備をしました。

どのようにするかというと、手術前に、口の模型・CTデータを準備します。

模型をコンピューター上にスキャンして、CTのデータと重ね合わせます。

理想的な歯の形から逆算して、CT上でインプラントの土台の位置をシミュレーションします。

できたら、シミュレーション通りにインプラントが入るようにサージカルステントという部品が3Dプリンターで出来上がってくるのです。

さらに仮歯も事前に作っておきます。

以上の準備ができたら、「インプラントの土台を入れて」、「仮歯を装着する」ということが短時間でできます。

当日の仮歯の調整などは、コツがいるので、大事なところは自分でやることにしました!

自分でできるのでとてもワクワクしてきました!!

では、手術に臨みますが、長くなってしまったので、また次回の記事にしようと思います!

安心安全で快適なインプラントを希望される方は、ぜひグランツ歯科までお越しください!