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みなさんこんにちは😃
姫路駅前グランツ歯科の歯科技工士の筒井です。
今年は桜の開花が早く、あっという間に葉桜の季節になりましたね。
お出かけにはぴったりな春日和が続いておりますが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
花粉の舞うこの時期は少し辛いものです💦
さて本日は白い詰め物や被せ物(セラミック・ジルコニア)、インプラント等を作製する際に、どのように歯の色を合わせて作っていくのかお話しさせていただきます!
シェードテイキングという言葉を聞いたことはございますか?
人工の歯を作る前に、実際にお口の中を見て、周囲の歯と比べ最も適した色味を選択することを【シェードテイキング】と言います。
歯の色というのは、人それぞれ個人差があり、透明感なども全然違います。
そのため、審美性に欠けないよう、なるべくご自身の歯の色味に近いものを忠実に再現することが必要になってきます。
このように補綴物を作製する上で、とても大切な工程の一つです。
シェードテイキングで必要となる物が、シェードガイドです。
ホワイトニングの際や、詰め物・被せ物をする際に使用する歯の色見本のことです。
シェードガイドにおける歯の色は・・・
A:日本人に多い。赤身を帯びた黄色、ホワイトニングで最も効果がでやすい色味
B:Aタイプの次に日本人に多い黄色系
C:灰色系統の色で、最もホワイトニング効果が出にくい色味
D:赤身を帯びた灰色
この四つの色味に分けられます。
左側になるほど白く、明度が高くなり、右側は明度が低く、黄色味がかった色味です。
肉眼でいちばん白く、明度が高いものが左のB1です。
みなさん治療中に、「歯のお色味のお写真を撮らせていただきます」と、お口のお写真を撮られた経験は、ございませんか?
シェードガイドと共にご自身の歯の写真を数枚撮影させていただき、そのデータを元に修復物を作成します。
※当院では、撮影時のカメラにもこだわっており、感度が高く、とても綺麗に撮ることのできるカメラを使用しております。
また、全体の歯の色味は合っていても、周りの歯の溝にステイン(着色)が付着していると、補綴物(人工の歯)にも同じように付与し、まるで天然の歯のように作製します。
こちらをご参照ください(↓)
コアすぎ!?〜ステイン編🎨〜
簡単にご説明させていただきましたが、参考になれば幸いです。他にも分からないこと、聞きたいことなどございましたら、お気軽にご相談ください。今後も、皆さんのお役に立てるよう精進していきたいと思います!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました👀