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おはようございます。
姫路駅前グランツ歯科のチーフマネージャーです。
先週は雨が降り、少し寒さが和らいだように感じましたが、まだまだ寒さは続いていますね。
緊急事態宣言もあり、なかなかお出かけもしづらい状況ではありますが、
身体はもちろん、心も元気に明るく過ごしたいものです🤲🏻💕
本日は【歯石取り】についてのお話です。
歯医者に行ったことのある方なら、一度はご経験されているのではないでしょうか☺️
私が担当させていただく患者様のほとんどが、「前(昔)の歯医者さんは痛かった」「しみるから嫌い」「怖い」「苦手」などとおっしゃいます。
中には「歯石取りが大好きでずっと通っていた」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
感じ方は様々ですが、良い思いをされている方は少なく、なぜ歯石取りが必要なのか説明を受けた事がある方も非常に少ないのが現状です。
歯石を取らずに放っておくと歯周病が進行します。
この方は、歯の裏側に歯石がたまりいつの間にか歯茎が痩せてしまっています。
根元の黄色い部分は元々歯茎に覆われていた根の部分です。骨が痩せてしまい、それと同時に歯茎も退縮してしまっています。
歯周病は、サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)とも表現されるようにひどくなるまで病気と自覚されることの少ない病気です。虫歯とは全く別物の病気で、そのまま放置しておくとその歯の寿命が短くなるばかりか、健康な歯にも悪影響を及ぼします。
例えば、歯周病の症状としてあげられるのが
・歯茎からの出血がある
・口臭がする
・歯茎が痩せてきた(退縮してきた)
・お口の中がネバネバする
・歯がぐらぐらする
上記の事が当てはまる方は、歯周病にかかっている可能性があります。
当院では正確な診断のために、いくつかのレントゲン撮影にて骨の状態を確認し、歯茎の検査で炎症の確認をします。
その検査資料をもとに治療計画を立て、どうしていきたいか患者様とお話をします。
いきなり歯石を取るのではなく、お家でのお手入れ方法について提案やアドバイスなどに時間を取らせていただきます。
これが痛みを減らすための第一歩です。
そして歯石取りでは痛みを与えない手技はもちろん、お口の中の状態を把握してアプローチしていきますので「歯石取りなのに全然痛くなかった」「これなら大丈夫」「寝てしまっていた」というお声をいただくことが多いです。
私たち歯科衛生士は、歯周病治療を通して、患者様の歯科医院に対する不安や恐怖を取り払い、健康なお口の状態に戻すお手伝いをします。
少しでも「今日来て良かった」と思える日になります様スタッフ一同、心を込めて対応させていただきます。
あなたの勇気あるご来院を心待ちにしております。