姫路駅前グランツ歯科
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親知らずが7番(親知らずの一つ手前の臼歯)の歯周ポケットを深くする最大の理由は、
親知らずの生え方・位置・構造が、7番の清掃不良を生み、慢性的な炎症を引き起こしてしまうからです。
つまり、親知らずそのものよりも、
「親知らずと7番の間にできる“磨けない空間”(デッドスペース)」が問題の本質なのです。
このように、親知らずは単に「生えてくる歯」ではありません。
“隣の7番を失わせる原因”になりやすい歯でもあります。
実際、歯科現場では
「親知らずは無症状なのに、7番が虫歯や歯周病でボロボロ」というケースが非常に多く見られます。
当院でも、親知らずが原因で7番が重度の歯周病になっている症例を日々診療しています。
これから、専門的なメカニズムをより詳しくお伝えしていきます。
ここでは、
「なぜ親知らずがトラブルを起こしやすいのか」
を構造レベルで理解していただけるよう、歯科医の視点で詳しく説明していきます。
親知らずの生え方には多くのパターンがありますが、成人の約70%は“正常な生え方ではない”と言われています。
よくある生え方は次の3つです。
特に「前に倒れて7番へ寄りかかっている状態」
が最も多く、最も危険です。
倒れている親知らずと7番の間には
細長い三角形の隙間ができます。
この隙間は…
という“汚れの溜まり場”になります。
いくら丁寧に磨いても
物理的に磨けない構造なので、セルフケアでは限界があります。
親知らず周囲のプラークは“逃げ場がない”ため、
深部で固まり、悪性化(バイオフィルム化)します。
この状態は、
歯科医院でしか取り除けません。
放置すると、すぐ隣の7番の歯周ポケットが深くなりやすく、最初は軽度の炎症が、徐々に深刻な歯周病へ進行します。
多くの患者さんが気づいていませんが、
親知らずは「押す力」が非常に強い歯です。
倒れた親知らずは前方(7番方向)に圧力をかけ続けます。
親知らずが押し続けると、
7番の歯根周囲の骨が少しずつ破壊されます。
これを歯科では「骨吸収」と呼びます。
骨が減ると…
こういった、負の連鎖が続きます。
CTで診断すると、7番の根の部分が“えぐれたように欠けている”症例も珍しくありません。
骨吸収が起こった部分は、清掃が難しいだけでなく、一度失われた骨は自然に戻りません。つまり、
親知らずがある限り、7番の歯は常にダメージを受け続けます。
親知らず周囲の炎症「智歯周囲炎」は、
に特に起こりやすい病気です。
親知らず周囲は…
という理由で炎症が起こりやすく、炎症はすぐ隣の7番へ広がります。
特に、親知らずの炎症は再発しやすいという点が大きな問題です。
腫れ → 落ち着く → 腫れ → 落ち着く
を繰り返すたびに、7番のダメージが蓄積します。
親知らずは虫歯になりやすい歯ですが、
実はそのさらに手前の 7番の虫歯を引き起こす一番の原因でもあります。
結果として、気づいた時には大きな虫歯になっているというケースが非常に多いです。
親知らずが当たっている部分は見えにくいため、
•根の近くの虫歯
•進行性の根面カリエス
•神経の治療が必要な虫歯
最悪のケースでは抜歯に至るケースもあります。当院でも、「親知らずを放置していた結果、7番を抜くしかないという患者さんを何度も診ています。
7番は奥歯の中でもとても重要な歯です。
もしこの歯を失うと、噛み合わせ全体へ強い悪影響が生まれます。
ここでは7番のポケットが深くなることで起こる問題を詳しく見ていきます。
7番の奥側は“非常に見えにくい”ため、
虫歯が発見されづらいという特徴があります。
親知らずとの隙間に虫歯ができると…
そのため、見つかった時には重度の虫歯になっていることがよくあります。
歯の根元はエナメル質が薄く、
虫歯の進行が早い部分です。
治療しても再発しやすく、悪化すると
根の治療 → 冠 → 再発 → 抜歯
という流れになりかねません。
ポケットが4mm、5mm、6mmと深くなるにつれ、歯周病は急激に悪化していきます。
7番は噛み合わせの支点であるため、動揺すると生活の質が大きく下がります。
親知らず周囲のポケットに溜まった膿は、
独特の強い臭いを発します。
歯ブラシをしても取れない臭いで、
歯科医院でのポケット洗浄が必要になるケースです。
7番は噛む力を最も強く受けている“主役の奥歯”です。
この歯の健康が損なわれると…
といった全身の不調へつながることもあります。
当院で使用している臨床基準に近い形で、親知らずの危険度を以下にまとめます。
これらに該当する場合、7番を守るために早期処置が必要です。
このゾーンの多くは、半年〜1年の間に悪化しやすいため、定期管理が重要です。
まれに“理想的な親知らず”がありますが、本当に問題ないか判断するにはCTが最も確実です。
親知らず周囲のトラブルは、
“自己流ケアでなんとかしようとするほど悪化しやすい”
という特徴があります。
ここでは、自宅ケアの限界について明確にしていきます。
構造上、ケアできない場所がある以上、自宅ケアをどれだけ頑張っても限界があります。
この“限界を超えてしまっている状態”が、まさに 親知らず周囲のトラブル なのです。
親知らずは
「抜くべき?抜かなくてもいい?」
という相談が非常に多い歯です。
ここでは、症状別に判断基準を解説します。
これらに該当する方は、親知らずを残すことで7番の寿命が縮む可能性が高いです。
ただし、本当に抜かずに済むのか判断するには、
CT撮影が必須です。
レントゲンだけでは分からない“根の位置・角度”が存在するためです。
親知らずと7番のトラブルは、早期発見が何より大切です。
当院では以下の特徴をもとに、親知らず治療と保存治療を行っています。
レントゲンでは見えない
などを立体的に確認できます。
症状が軽くてもCTでトラブルが見つかるケースは非常に多いです。
私たちはできるかぎり歯を残す診療を大切にしています。
これらで7番の寿命を最大限に延ばします。
私たちは痛みの少ない抜歯をするために以下のことをしています。
以上を実践することで、患者さんから
「思ったより早かった」「痛くなかった」
という声を多くいただいています。
少しでも患者さんの不安な面を取り除くため診療環境にはこだわりを持っています。
親知らず治療は心理的不安が大きいため、
できるだけ安心していただける環境を整えています。
ここでは、患者さんからよくいただく質問に詳しくお答えします。
腫れの程度は、親知らずの向き・深さ・位置によって大きく異なります。
• 真っすぐ生えている → ほぼ腫れない
• 半埋伏 → 1〜2日やや腫れることがある
• 水平埋伏 → 腫れが出ることがある
• 症状が強い状態で抜く → 腫れやすい
姫路駅前グランツ歯科では、術前に腫れや痛みを最小限にする治療計画を立てています。
多くの場合、保険適用です。
CT撮影も必要に応じて保険適用です。
以下のリスクが高くなります。
親知らずよりも7番を守ることが最優先と考えるべきです。
体調が安定している 妊娠中期(安定期) であれば、
可能なケースが多いです。
レントゲンは必要に応じて防護下で最小限にできます。
早めに歯科医院を受診するのが良いですが、以下の方法を実践してみてください。
市販薬で一時的に痛みが引いても、原因はそのまま残っています。
親知らずのお悩みの方は、是非歯科医院へご相談ください🦷✨
【監修者情報】
・M.M
・歯科衛生士
・2年
・姫路歯科衛生専門学校
・笑顔と大切な歯を守れるように努めます🦷
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【クリニック情報】
📍 姫路駅前グランツ歯科
🏢 住所:兵庫県姫路市南畝町2-50 オーパスビル3F
📞 電話番号:079-221-8241
🕒 診療時間:月〜土 9:00〜18:00 / 日曜休診・祝日診療
🌐 公式HP:https://glanz-dental.com/