ブログ
Blog
Blog
こんにちは。姫路駅前グランツ歯科の歯科衛生士です!
皆さんは「口の周りの筋肉」を意識したことがありますか?実はこの筋肉たちは、見た目だけでなく、食べる・話す・飲み込むといった日常動作にも深く関わっており、とても大切な役割を担っています。
しかし、加齢や生活習慣、マスク生活などの影響で使われる機会が減ってしまうと、口元がたるんでしまったり、表情が乏しくなったり、発音が不明瞭になったりと、さまざまなトラブルにつながることも…。
今回は、そんな「口の周りの筋肉」を鍛えるための簡単なトレーニングをいくつかご紹介します。どれも自宅で手軽にできるものばかりですので、ぜひ日々の生活に取り入れてみてくださいね。
口の周りの筋肉ってどんな筋肉?
口の周囲には「口輪筋(こうりんきん)」を中心に、「頬筋(きょうきん)」「笑筋(しょうきん)」「オトガイ筋」など、表情や発音、咀嚼に関わる多くの筋肉があります。
これらの筋肉が衰えると…
…など、見た目にも機能的にも悪影響が出てしまいます。
毎日2〜3分でOK!簡単トレーニング3選
では、実際にどのように鍛えていけばよいのでしょうか?ここでは、すぐにできる3つのトレーニングをご紹介します。
1. 「パ・オ・ウ」トレーニング(表情筋エクササイズ)
口を大きく「パー」「オー」「ウー」と発音するだけのトレーニングです。それぞれの音を出すときに、しっかりと口を動かすのがポイント。
この動きで口輪筋や頬筋、あご周りの筋肉をバランスよく鍛えることができます。
2. ほっぺた膨らましトレーニング
口を閉じたまま左右のほっぺたを交互に膨らませます。両方同時に膨らませるのも◎
頬筋を中心に、口の周りの筋肉全体が活性化され、たるみ予防にもなります。
3. 舌の上下運動
舌も口周りの筋肉と密接に関係しています。舌の運動によって、飲み込みや発音の改善も期待できます。
舌の筋力が向上すると、誤嚥の予防にもつながります。
続けることが何より大切!
筋肉は使わなければどんどん衰えてしまいます。特に表情筋や口の周りの筋肉は、意識しないと使われにくい場所。ですから、こうした簡単なトレーニングを「毎日コツコツ続ける」ことが大切です。
このように習慣の一部にしてしまえば、無理なく継続できますよ。
歯科医院での相談もおすすめです
筋肉の衰えにより、口が閉じにくい、食事中によくむせる、発音が気になる…など、少しでも気になることがある方は、ぜひ歯科医院で相談してみてください。
歯科では、口腔機能の評価やMFT(口腔筋機能療法)という専門的なトレーニングも行っています。ご自身に合ったアドバイスを受けることで、より効率的に口の周りの筋肉を鍛えることができます。
まとめ
口の周りの筋肉を鍛えることは、見た目の若々しさを保つだけでなく、「食べる・話す・飲み込む」といった命に関わる大切な機能を守ることにもつながります。どんなに忙しくても、1日たったの2〜3分。ぜひ今日から、楽しく取り組んでみてくださいね。
====
【監修者情報】
・M.S
・歯科衛生士
・3年
・姫路歯科衛生専門学校
・皆様のお口の健康をお手伝いします!
===
【クリニック情報】
📍 姫路駅前グランツ歯科
🏢 住所:兵庫県姫路市南畝町2-50 オーパスビル3F
📞 電話番号:079-221-8241
🕒 診療時間:月〜土 9:00〜18:00 / 日曜休診
🌐 公式HP:https://glanz-dental.com/
===