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🗻唇富士山とは?👄原因や治療法まで徹底解説!

今日は少しユニークな名前を持つ「唇富士山 (しん・ふじさん)」についてお話しします。

歯科でしか聞かない言葉ですが、実は意外と多くの方がこの状態を持っています。

見た目にも影響することがあり、矯正や口元の健康にも関わるため、知っておくと役立ちます✨

①唇富士山とは?

「唇富士山」とは、上唇の裏側にあるスジ(上唇小帯)が、通常よりも下の位置まで伸びて、前歯の間に入り込んでいる状態を指します。

上唇小帯は誰にでもある正常な組織ですが、付着位置が高い(歯ぐきの方まで入り込む)場合に、ちょうど「富士山」のような三角形の形をして見えることがあります。

その見た目から「唇富士山」と呼ばれます。

この状態になると、前歯の間にすき間(正中離開)ができやすくなったり、歯みがきがしづらくなるなどの問題が出てくることがあります。

②なぜ唇富士山になるのか?

唇富士山の原因はいくつか考えられます。

1.発達・成長によるもの

小帯の位置や大きさには個人差があります。特に子どもの頃は小帯が大きく目立つことがあり、それが前歯の間に入り込むことで「唇富士山」が形成されます。

2.遺伝的要素

骨格や歯並び、口の中の形態は遺伝的要素も大きいです。家族にすきっ歯が多い場合、小帯の位置や形も似ていることがあります。

3.歯の萌出や噛み合わせの影響

前歯が生えてくる時期に小帯が邪魔をして、歯がうまく寄らずにすき間が残るケースもあります。また、噛み合わせや顎の成長の仕方によっても影響を受けます。

4.義歯や補綴物の影響

高齢の方では、入れ歯を使っていると小帯の位置が問題になることがあります。入れ歯の安定を妨げたり、痛みの原因になることもあります。

③改善方法や治療法はあるの?

唇富士山があるからといって、必ずしも治療が必要というわけではありません。

見た目や歯並び、歯ぐきの健康に影響する場合に、改善を考えます。

🦷日々の改善・セルフケア

・歯みがきを丁寧にする

小帯の周りは歯ブラシがたりにくく、汚れが残りやすいです。歯間ブラシやフロスを使って清掃を心がけましょう。

・定期検診を受ける

歯ぐきの炎症やすき間の変化を、歯科でチェックしてもらうのがおすすめです。

・成長を見守る

子どもの場合、成長とともに小帯が目立たなくなることもあります。

乳歯から永久歯に生え変わる時期には、自然にすき間が閉じるケースも多いです。

🦷歯科での治療法

・ 上唇小帯切除術(フレネクトミー)

小帯の位置を改善するために行う外科処置です。

局所麻酔で短時間に行えるシンプルな手術で、矯正治療の前や入れ歯の安定のために行われることがあります。

・矯正治療との併用

正中離開(前歯のすきっ歯)がある場合、小帯を切除した上で矯正治療を行うと効果的です。小帯だけ切除してもすき間が閉じるわけではないので、矯正とセットで考えるケースが多いです。

まとめ

「唇富士山」とは、上唇小帯が前歯の間に入り込み、三角形に見える状態のことです。

  • 原因は成長や遺伝、歯の生え方などさまざま
  • 必ずしも治療が必要ではないが、見た目や歯ぐきの健康に影響する場合は対応を考える
  • 改善法はセルフケアから外科処置、矯正治療まで幅広い

ユニークな名前ですが、歯並びや歯ぐきの健康に関わる大切な要素です。気になる方は一度歯科医院で相談してみてくださいね😌

【監修者情報】

・M.M

・歯科衛生士

・2年

・姫路歯科衛生専門学校

・大切な歯と笑顔を守れるように努めます🦷

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【クリニック情報】

📍 姫路駅前グランツ歯科

🏢 住所:兵庫県姫路市南畝町2-50 オーパスビル3F

📞 電話番号:079-221-8241

🕒 診療時間:月〜土 9:00〜18:00 / 日曜休診

🌐 公式HP:https://glanz-dental.com/