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授乳と歯科麻酔|母乳への影響・安全性・治療を受ける判断基準を歯科医師が解説

授乳と歯科麻酔|母乳への影響・安全性・治療を受ける判断基準を歯科医師が解説|姫路駅前グランツ歯科|姫路市の歯科・口腔外科・矯正歯科

授乳中に歯が痛くなったり、虫歯や歯ぐきの腫れ、親知らずのトラブルが起きたとき、多くの方が最初に感じるのは「痛み」よりも不安ではないでしょうか。

「授乳中だけど、歯医者に行っても大丈夫なのかな」

「麻酔をしたら、母乳を通して赤ちゃんに影響が出ない?」

「できれば我慢した方がいいのかもしれない……」

こうした悩みは、決して特別なものではありません。

実際に「授乳 歯科麻酔」というキーワードで検索される方の多くは、ご自身の治療よりも、赤ちゃんへの影響を最優先に考えているという共通点があります。

自分の体に使う薬が、母乳を通して赤ちゃんに届く可能性がある以上、慎重になるのはとても自然なことです。

そのため、歯が痛くても受診を先延ばしにしたり、市販の鎮痛薬だけで何とか乗り切ろうとしたりする方も少なくありません。

しかし一方で、授乳中だからといって歯科治療を我慢し続けることが、必ずしも赤ちゃんやお母さんにとって良い結果になるとは限らないという事実もあります。

痛みや炎症を放置することで

・食事が十分にとれない

・睡眠不足が続く

・ストレスが増える

といった状態が続くと、結果的に体調を崩してしまい、育児にも影響が出るケースもあります。

それでもなお、「麻酔」という言葉に強い抵抗や恐怖を感じてしまうのが、多くの授乳中の方の本音でしょう。

特にインターネット上には

「授乳中は麻酔NG」

「治療後〇時間は授乳禁止」

といった情報が断片的に書かれており、どれが正しいのか分からず、余計に不安が大きくなってしまうこともあります。

そこでまず、結論からお伝えします。

授乳中であっても、歯科で使用される局所麻酔を用いた治療は、基本的に安全と考えられています。

これは単なる歯科医師の経験則ではなく、医科歯科の臨床現場、ガイドライン、薬剤データに基づいた考え方です。

実際、多くの歯科医院では、授乳中の患者さんに対しても日常的に局所麻酔を使用した治療が行われています。

もちろん、「どんな麻酔でも」「どんな状況でも」無条件に安全という意味ではありません。

重要なのは、

・どの麻酔薬を

・どのくらいの量で

・どのような治療内容で使用するのか

という点です。

歯科治療で使われる麻酔のほとんどは局所麻酔であり、全身に強く作用するものではありません。

治療する歯の周囲だけに効かせる薬剤であるため、体内に入る量自体が非常に少ないという特徴があります。

また、局所麻酔薬が母乳に移行する量はごくわずかで、赤ちゃんに影響を及ぼすレベルには達しないとされています。

さらに、歯科で使用される麻酔薬は体内で比較的早く分解・排出されるため、長時間体に残り続ける薬ではありません。

そのため、授乳中だからといって歯科治療を必要以上に我慢する必要はありません。

ただし、安全に治療を受けるためには前提条件があります。

それは、必ず授乳中であることを歯科医院に事前に伝えることです。

授乳中であることを把握した上で治療を行うことで、歯科医師は

・使用する麻酔薬の種類

・投与量

・処方する薬

・治療計画

を授乳に配慮した内容へ調整することができます。

逆に、自己判断で治療を避けたり、必要以上に不安を抱え込んでしまうと、症状が悪化し、結果的に治療期間が長くなってしまうこともあります。

このあと詳しく解説していきますが、

・歯科麻酔が母乳や赤ちゃんにどのように影響するのか

・なぜ「安全」と言えるのか

・治療後はいつから授乳してよいのか

について、科学的根拠と臨床経験の両面から、できるだけ分かりやすく説明していきます。

まずは、

「授乳中に歯科麻酔を受けること自体は、正しく管理されていれば過度に心配する必要はない」

という点を、ここでしっかり押さえておいてください。

次の章では、歯科麻酔が母乳や赤ちゃんに与える影響について、仕組みから順を追って解説していきます。

授乳中に歯科麻酔を受けても本当に大丈夫?

授乳中に歯が痛くなったり、虫歯や親知らずのトラブルが起きたとき、多くの方がまず頭に浮かべるのが

「麻酔しても大丈夫なのかな」

「母乳を通して赤ちゃんに影響が出ない?」

という不安です。

実際、授乳と歯科麻酔というキーワードで検索する方の多くは、治療そのものよりも

赤ちゃんへの影響を最優先に考えている

という共通点があります。

この不安は決して大げさなものではありません。

自分の体に使う薬が、母乳を介して赤ちゃんに届く可能性がある以上、慎重になるのは自然なことです。

そのため、歯が痛くても受診を先延ばしにしたり、市販薬で我慢してしまう方も少なくありません。

しかし結論からお伝えすると、授乳中であっても歯科麻酔を使用した治療は、基本的に安全とされています。

この結論は、歯科医師の経験則だけでなく、医科歯科の臨床現場やガイドライン、薬剤データに基づいたものです。

多くの歯科医院では、授乳中の患者さんに対しても日常的に局所麻酔を使用した治療が行われています。

重要なのは

どの麻酔を

どの量で

どのような状況で使用するか

という点です。

歯科治療で使われる麻酔は、ほとんどが局所麻酔です。

全身に強く作用するものではなく、治療する歯の周囲だけに効かせる薬剤であるため、体内に入る量自体が非常に少ないという特徴があります。

また、局所麻酔薬が母乳に移行する量はごくわずかで、赤ちゃんに影響を及ぼすレベルには達しないとされています。

そのため、授乳中だからといって歯科治療を我慢する必要はありません。

むしろ、痛みや炎症を放置することで

食事がとれない

睡眠不足が続く

ストレスが増える

といった状態になる方が、結果的に育児や体調に悪影響を及ぼすケースもあります。

ただし、安全に治療を受けるためには前提条件があります。それは、必ず授乳中であることを歯科医院に伝えるということです。

授乳中であることを事前に伝えることで、歯科医師は

使用する麻酔の種類

投与量

処方する薬

治療計画

を授乳に配慮した内容に調整することができます。

逆に、自己判断で治療を避けたり、必要以上に不安を抱え込んでしまうと、症状が悪化し、結果的に治療期間が長くなることも少なくありません。

このあと詳しく解説しますが

歯科麻酔が母乳や赤ちゃんにどのように影響するのか、なぜ安全と言えるのか、治療後はいつから授乳してよいのかについて、科学的根拠と臨床経験の両面から順番に説明していきます。

まずは

授乳中に歯科麻酔を受けること自体は、正しく管理すれば心配しすぎる必要はない

という点を、ここでしっかり押さえておいてください。

歯科麻酔が母乳や赤ちゃんに与える影響とは

授乳中に歯科麻酔を受けることに不安を感じる最大の理由は、麻酔薬が母乳に混ざって赤ちゃんに届くのではないかという点だと思います。

この疑問を解消するには

麻酔薬が体の中でどう動くのか

母乳にどれくらい移行するのか

赤ちゃんが実際に摂取する量はどの程度なのか

を順番に理解することが大切です。

感覚的なイメージだけで判断してしまうと、必要以上に怖く感じてしまうため、ここではできるだけ分かりやすく説明します。

麻酔薬が母乳に移行する仕組み

歯科治療で使われる麻酔薬は、治療する部位の周囲に注射する局所麻酔です。

この麻酔は、歯や歯ぐきの神経に作用して痛みをブロックするもので、全身に強く作用する薬ではありません。

注射された麻酔薬の一部は、時間の経過とともに血液中に吸収されます。

この血液中に入ったごくわずかな麻酔成分が、母乳に移行する可能性があります。

ここで重要なのは

母乳に移行する量は、血液中の濃度に比例する

という点です。

歯科麻酔の場合、使用量が少なく、血中濃度も非常に低いため、母乳に移行する量はさらに微量になります。

医学的には、母乳移行率が低い薬剤に分類されます。

さらに、歯科で使用される局所麻酔薬は、体内で比較的早く分解され、時間とともに濃度が下がっていく性質があります。

つまり

長時間体内に残り続ける薬ではない

という点も、授乳中に使われやすい理由の一つです。

赤ちゃんが実際に摂取する量はどれくらい?

たとえ母乳に微量の麻酔成分が移行したとしても、赤ちゃんが実際に摂取する量は、さらにその一部にすぎません。

ここで一つ、安心材料になる考え方があります。

それは

赤ちゃんが母乳から摂取する薬の量は、母親が投与された量の何百分の一、何千分の一レベル

であるという点です。

臨床的に問題となるのは

赤ちゃんに眠気が強く出る

哺乳力が低下する

呼吸に影響が出る

といった症状ですが、歯科麻酔でこれらが起こるケースは極めてまれです。

実際、国内外の医療現場において

授乳中に歯科麻酔を使用したことで赤ちゃんに明確な健康被害が出たという報告はほとんどありません。

このため、多くの医師や歯科医師は

通常の歯科治療で使用する局所麻酔であれば、授乳を中断する必要はないと判断しています。

なぜ過度に心配しなくてよいと言えるのか

授乳中の歯科麻酔が安全とされる理由は、一つだけではありません。

・使用量が少ない

・母乳への移行量が極めて低い

・赤ちゃんが摂取する量はさらに微量

・体内での分解が比較的早い

これらの条件が重なっているため、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性が非常に低いと考えられています。

また、歯科医師は授乳中の患者さんに対して

必要最小限の麻酔量

作用時間が短い薬剤

を選択するなど、安全性を最優先した対応を行います。

そのため

授乳中だから絶対に麻酔はダメ

母乳はすべて搾乳して捨てなければならない

といった極端な対応が必要になることは、ほとんどありません。

むしろ、治療を我慢して炎症が悪化し、強い痛み止めや抗生物質が必要になる方が、授乳への影響が大きくなる場合もあります。

ここまでで

歯科麻酔が母乳や赤ちゃんに与える影響は、医学的に見て非常に小さい

ということがイメージできたと思います。

授乳中に使われる歯科麻酔の種類と安全性

授乳中に歯科治療を受ける際、多くの方が

どんな麻酔を使われるのか

妊娠中と同じ対応なのか

という点を気にされます。

実際のところ、授乳中の歯科治療で使用される麻酔は、特別なものではなく、日常診療で最も一般的に使われている局所麻酔です。

そして、その多くは授乳中でも安全性が高いと評価されています。

歯科で使われる局所麻酔の種類

歯科治療で使われる麻酔のほとんどは、局所麻酔と呼ばれるものです。

これは治療する歯や歯ぐきの周囲だけに効かせる麻酔で、意識がなくなったり、全身に作用することはありません。

代表的なものとしては、リドカインという麻酔成分が挙げられます。

このリドカインは、歯科だけでなく、医科の小さな処置や手術でも広く使用されている、非常に実績のある麻酔薬です。

局所麻酔には、麻酔成分に加えて、血管収縮薬と呼ばれる成分が含まれていることがあります。

これは、麻酔を効かせたい部位にとどめ、出血を抑え、麻酔の効果を安定させるためのものです。

授乳中の場合、歯科医師は

必要最小限の量

作用時間が短いもの

を選択し、過剰な投与を避けます。

妊娠中は胎児への影響をより厳密に考慮する必要がありますが、授乳中は体内動態が異なるため、妊娠中よりも治療の選択肢が広がるケースが多いのも事実です。

授乳中でも使用可能とされている理由

局所麻酔が授乳中でも使用可能とされている理由は、これまでの臨床データと薬理学的な評価に基づいています。

まず、歯科麻酔は投与量が非常に少なく、全身に回る量が限られています。

そのため、母乳に移行する量も極めて少なくなります。

次に、局所麻酔薬は体内で比較的速やかに代謝され、時間の経過とともに血中濃度が低下します。

長時間体内に残り続ける薬ではないため、授乳への影響が最小限に抑えられます。

さらに、これまでの医療現場で

授乳中に歯科麻酔を使用したことで問題が生じた

という報告が非常に少ないことも、安全性が評価されている理由の一つです。

歯科医師は、こうしたデータを踏まえた上で

授乳中であること

治療の必要性

痛みや炎症の程度

を総合的に判断し、麻酔の使用を決定します。

そのため、授乳中だからといって、必ずしも治療内容を制限しなければならないわけではありません。

 歯科麻酔以外に注意すべき薬剤

授乳中の歯科治療で注意が必要なのは、実は麻酔そのものよりも、治療後に処方される薬です。

痛み止め

抗生物質

うがい薬

などは、種類によって授乳への配慮が必要な場合があります。

多くの歯科医院では、授乳中でも使用可能な薬剤を選択しますが、自己判断で市販薬を併用したり、他院で処方された薬を飲み続ける場合には注意が必要です。

この点についても

授乳中であることを必ず歯科医院に伝える

分からないことはその場で確認する

という行動が、安全な治療につながります。

ここまでで

授乳中に使われる歯科麻酔は、種類や量を適切に管理すれば安全性が高い

ということが理解できたと思います。

治療後はいつから授乳していい?よくある誤解

歯科麻酔について調べていると

治療後は数時間授乳を控えたほうがいい

母乳は一度搾って捨てたほうがいい

といった情報を目にすることがあります。

これを見て

結局いつから授乳していいのか分からない

と不安が増してしまう方も少なくありません。

ここでは、歯科治療後の授乳タイミングについて、誤解されやすい点を整理します。

麻酔後すぐに授乳しても問題ないケース

通常の歯科治療で使用される局所麻酔のみであれば、治療後すぐに授乳しても問題ないケースがほとんどです。

その理由は

麻酔薬の血中濃度が非常に低い

母乳への移行量が極めて少ない

体内で速やかに分解される

という条件がそろっているためです。

実際、歯科医療の現場では

麻酔後に授乳を制限しない

搾乳や母乳破棄を指示しない

という対応が一般的になっています。

特に

虫歯治療

小さな詰め物や被せ物の調整

短時間で終わる処置

の場合は、治療後すぐ普段通りの生活に戻る方がほとんどです。

授乳を少し控えた方がよいケースとは

一方で、状況によっては一時的に授乳のタイミングに配慮したほうがよい場合もあります。

それは

治療後に鎮痛薬や抗生物質が処方された場合

長時間にわたる処置を行った場合

体調不良が強く出ている場合

などです。

この場合も、必ずしも授乳を完全に中止する必要があるわけではありません。

使用する薬の種類によっては、授乳に影響の少ない薬に変更できる、服用時間と授乳時間をずらす

といった調整が可能です。

大切なのは

自己判断で授乳をやめてしまわないこと

分からない点は歯科医師に確認すること

です。

授乳中でも受けられる歯科治療と注意点

授乳中だからといって、受けられない歯科治療が極端に増えるわけではありません。

むしろ、多くの治療は通常通り受けることが可能です。

虫歯治療 抜歯 神経治療は可能?

虫歯治療は、授乳中でも問題なく行える治療の代表例です。

局所麻酔を使用し、必要な部分のみを治療するため、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。

親知らずの抜歯や神経の治療についても

炎症や痛みが強い場合、放置すると悪化が予想される場合には、授乳中であっても治療が優先されます。

むしろ、我慢を続けて炎症が広がると

治療回数が増える

使用する薬が増える

結果的に体への負担が大きくなる

という悪循環に陥ることもあります。

授乳中に注意したい処置やタイミング

一方で、急を要さない治療や、長時間かかる処置については、タイミングを調整することがあります。

例えば

審美目的のみの処置

長時間の外科処置

体調が優れない日の治療

などは、授乳状況や生活リズムを考慮して計画を立てます。

この判断は、患者さん一人ひとりの状況によって異なるため

授乳中であること

育児状況

体調

を歯科医院に伝えることが重要です。

治療を我慢するとどうなる?授乳中に歯科受診すべき理由

授乳中はどうしても自分のことが後回しになりがちです。

歯の違和感があっても

今は忙しい

授乳が落ち着いてから

と受診を先延ばしにしてしまう方も少なくありません。

授乳中は口腔トラブルが起きやすい

授乳期は

ホルモンバランスの変化

睡眠不足

食事時間の不規則化

セルフケアの時間不足

などが重なり、虫歯や歯周病が進行しやすい時期です。

特に

歯ぐきの腫れ

出血

違和感

は、気づかないうちに悪化していることもあります。

放置がもたらすリスクと育児への影響

歯のトラブルを放置すると

痛みが強くなる、食事がとりづらくなる、睡眠の質が下がるといった影響が出てきます。

これらは間接的に

体力の低下

ストレス増加

育児への負担増

につながることもあります。

早めに歯科を受診し、負担の少ない治療で済ませることは結果的に自分自身と赤ちゃんの両方を守る選択と言えます。

授乳中の方が歯科医院を選ぶ際のチェックポイント

最後に、授乳中の方が歯科医院を選ぶ際に意識してほしいポイントをまとめます。

授乳中であることを必ず伝える重要性

初診時や治療前には、必ず授乳中であることを歯科医院に伝えてください。

これにより

使用する麻酔や薬の選択

治療計画の立て方

治療後の説明

が、授乳に配慮した内容になります。

伝えにくいと感じる必要はありません。

医療者にとって重要な情報の一つです。

授乳中の治療に理解のある歯科医院とは

安心して通える歯科医院の特徴として

治療内容や薬について丁寧に説明してくれる

質問に対して曖昧にせず答えてくれる

無理に治療を進めない

といった点が挙げられます。

授乳中という特別な時期だからこそ

納得した上で治療を受けられる環境

が大切です。

歯やお口のトラブルを我慢せず、まずは相談することが、安心につながる第一歩です。

💡授乳中の歯科麻酔についてよくある疑問を整理します

ここまでお読みいただき、授乳中の歯科麻酔や治療について、少しずつ不安が和らいできた方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、実際にご自身の状況を考えると、「この場合はどうなんだろう」「自分にも当てはまるのかな」と、細かな疑問が残ることもあると思います。

授乳と歯科麻酔に関する不安は、人それぞれ感じ方や状況が異なります。

治療内容、痛みの程度、赤ちゃんの月齢、授乳の頻度などによっても、気になるポイントは変わってきます。

そこでこのあと、授乳中の患者さまから特に多く寄せられる質問を、Q&A形式でまとめました。

歯科医師の立場から、母乳への影響や治療を受ける際の判断基準について、できるだけ分かりやすく整理しています。

一つひとつの疑問を確認しながら読み進めていただくことで、

「必要以上に怖がらなくていいこと」

「注意すべきポイント」

が自然と整理できるはずです。

そのうえで、最後のまとめでは、授乳中でも安心して歯科治療を受けるために大切な考え方を、改めてお伝えします。

Q1.授乳中に歯科麻酔をしても、本当に赤ちゃんに影響はありませんか?

A.

歯科治療で使用される麻酔の多くは局所麻酔であり、使用量が非常に少ないことから、母乳を通して赤ちゃんに影響が出る可能性は極めて低いと考えられています。

局所麻酔は治療部位周辺にのみ作用し、全身に強く影響するものではありません。また、体内で速やかに分解・排出される性質を持つため、母乳中に移行する量もごくわずかです。

そのため、授乳中であっても歯科麻酔を用いた治療は、適切に管理されていれば基本的に安全とされています。

Q2.歯科麻酔後は、何時間あければ授乳しても大丈夫ですか?

A.

多くの場合、歯科治療後に授乳を中止する必要はありません。

歯科で使用される局所麻酔は血中濃度が低く、母乳に移行する量もごく少ないため、治療後すぐに授乳しても問題ないとされています。

ただし、不安が強い場合や治療内容によっては、歯科医師と相談のうえで判断することをおすすめします。自己判断で授乳を中断する必要は基本的にありません。

Q3.授乳中でも抜歯や親知らずの治療はできますか?

A.

授乳中であっても、抜歯や親知らずの治療は可能です。

特に炎症や痛みが強い場合、放置すると症状が悪化し、治療がより大がかりになることがあります。

授乳中であることを事前に伝えれば、麻酔の種類や使用量、治療方法を調整しながら進めることができます。必要に応じて応急処置を優先するなど、状況に合わせた対応も可能です。

Q4.授乳中に使えない麻酔や薬はありますか?

A.

歯科で一般的に使用される局所麻酔は、授乳中でも問題となることはほとんどありません。

ただし、治療後に処方される鎮痛薬や抗生物質については、授乳への影響を考慮して種類を選ぶ必要があります。

そのため、必ず授乳中であることを歯科医師に伝え、処方薬について説明を受けることが大切です。

Q5.授乳中なので、できれば麻酔を使わずに治療した方がいいですか?

A.

必ずしも麻酔を避ける必要はありません。

無理に麻酔を使わずに治療を行うと、強い痛みやストレスがかかり、母体にとって負担が大きくなることがあります。

適切に麻酔を使用した方が、安心して治療を受けられ、結果的に体への負担が少なくなるケースも多くあります。

Q6.授乳中に歯の痛みを我慢すると、どんなリスクがありますか?

A.

歯の痛みや炎症を放置すると、虫歯や歯周病が進行し、治療期間が長くなったり、治療内容が複雑になる可能性があります。

また、痛みを我慢することで食事や睡眠に支障が出たり、ストレスが増えることで体調を崩してしまうこともあります。

授乳中であっても、早めに歯科を受診することが大切です。

Q7.歯科医院を受診する際、授乳中であることは必ず伝えるべきですか?

A.

はい、必ず伝えてください。

授乳中であることを把握することで、歯科医師は麻酔や薬の選択、治療計画をより安全に調整することができます。

伝えることで治療が受けられなくなることはほとんどありませんので、遠慮せずに伝えることが大切です。

Q8.授乳中でも定期検診やクリーニングは受けられますか?

A.

授乳中でも問題なく受けられます。

むしろ、授乳期は生活リズムの変化やホルモンバランスの影響で、虫歯や歯周病のリスクが高くなる時期でもあります。

定期検診やクリーニングを受けることで、トラブルの早期発見・予防につながります。

Q9.「授乳中は治療できない」と言われたことがありますが本当ですか?

A.

基本的に、授乳中であることだけを理由に歯科治療ができないケースはほとんどありません。

治療内容や体調によって調整が必要な場合はありますが、多くの場合は対応可能です。

不安がある場合は、授乳中の治療に理解のある歯科医院に相談することをおすすめします。

Q10.授乳中の歯科治療で大切なポイントは何ですか?

A.

最も大切なのは、自己判断で我慢せず、専門家に相談することです。

授乳中という状況を正しく共有し、不安や疑問をきちんと伝えることで、安心できる治療につながります。

お母さん自身の健康を守ることが、結果として赤ちゃんの健やかな成長にもつながります。

最後に…

授乳中に歯科治療や歯科麻酔が必要になったとき、多くの方が「赤ちゃんに影響が出るのではないか」という不安を感じます。

母乳を通して体に入るものだからこそ、薬や麻酔に対して慎重になるのは、とても自然なことです。

しかし、歯科治療で一般的に使用される局所麻酔は、治療部位の周囲にのみ作用し、使用量もごくわずかです。

体内で速やかに分解・排出される性質を持つため、母乳中に移行する量は非常に少なく、赤ちゃんに影響を与える可能性は極めて低いと考えられています。

そのため、授乳中であっても、歯科麻酔を用いた治療は医学的に見て安全性が高いケースがほとんどです。

一方で、「授乳中だから」と歯の痛みや違和感を我慢し続けてしまうことには注意が必要です。

虫歯や歯周病、親知らずの炎症などを放置すると、症状が進行し、治療が長引いたり、結果的に使用する麻酔や薬の量が増えてしまうこともあります。

また、強い痛みや不快感は、食事や睡眠の質を下げ、心身のストレスにつながることも少なくありません。

授乳期は、育児や生活リズムの変化により、ご自身の体調管理が後回しになりがちな時期です。

だからこそ、お母さん自身の健康を守ることが、赤ちゃんにとっても安心できる環境につながるという視点がとても大切になります。

授乳中に歯科治療を受ける際に最も重要なのは、自己判断で我慢したり悩み続けるのではなく、授乳中であることを歯科医院にきちんと伝えたうえで相談することです。

信頼できる歯科医院であれば、麻酔や薬の選択、治療の進め方について丁寧に説明し、納得したうえで治療を進めることができます。

「今すぐ治療が必要なのか分からない」

「授乳中でも受診していいのか迷っている」

そのような段階でも、歯科医院に相談することは決して早すぎることではありません。

早めに相談することで、不安を解消できるだけでなく、症状の悪化を防ぎ、より負担の少ない治療につながることもあります。

授乳と歯科麻酔について正しい知識を持つことで、必要以上に不安を抱え込まず、安心して治療を選択できるようになります。

授乳中だからこそ、ご自身の体を大切にし、無理をしない選択をしていきましょう。

安心して相談できる歯科医院と一緒に、お口の健康を守っていくことが大切です✨

【監修者情報】

・M.M

・歯科衛生士

・2年

・姫路歯科衛生専門学校

・笑顔と大切な歯を守れるように努めます🦷

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【クリニック情報】

📍 姫路駅前グランツ歯科

🏢 住所:兵庫県姫路市南畝町2-50 オーパスビル3F

📞 電話番号:079-221-8241

🕒 診療時間:月〜土 9:00〜18:00 / 日曜休診

🌐 公式HP:https://glanz-dental.com/