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こんにちは🗣
姫路駅前グランツ歯科のデンタルラボ長です🍋
桜の花咲く頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
だんだんと温かい日が続き、春らしくなってきましたね🌸
新しい年度を迎え、環境が変わった方もいるのではないでしょうか。
わたしも初めてグランツに来た頃を思い出し、また気持ちを改めて頑張りたいと思います🫡
さて、今週は新しく技工室(ラボ)に導入した機械、CADシステムについてご紹介します。
突然ですが、皆さんはCAD/CAMという言葉をお聞きしたことはありますか?
一般的な意味で言うと、CAD(computer-aided design)とはコンピューターによる設計支援、CAM(computer-aided manufacturing)とはコンピューターによる製造支援、という意味です。
分かりやすく説明すると、今まで手作業で行ってきた製作物を、機械を用いて画面上で設計をし、その設計したものを機械によって加工を行うというものです。
歯科技工では1から手作業で製作を行うと、補綴物(被せ物や詰め物など)を作るのにさまざまな工程と材料の硬化時間などの待ち時間を経て作られます。
これは補綴物を製作する上では仕方のないことだったのですが、今回導入した新しい機械、『exocad』というCADシステムを使うことで、より効率良く補綴物を製作することができるようになりました✨
これは、口腔内スキャナーでスキャンされたデータを取り込み、画面上で設計するので、患者様も従来の型どりのように何種類かの型どりをする必要がないので、技工による作業効率アップだけでなく、患者様の負担も減らせるのではないかと思われます⭕️
※最終確認のために部分的に型どりをする場合はございます。
※現在は主にインプラント治療の補綴物を製作をさせていただいております。
しかし技工士にとってとても便利な機械ですが、画面上、いわゆる2次元的に歯を設計しなければいけないので、実際に手元で作業しているように想像して設計する必要があります。
また、実際に手作業で補綴物を作っていないとCADで設計するのは難しいと、周りのベテラン技工士からよく言われるので、従来の手作業での補綴物製作はまだまだやっていかないといけないなと、個人的に思いました…🫠
※グランツラボでは、CADに特化した技工士が製作しております。
現在ラボは、デジタル(CAD)とアナログ(従来の手作業)の併用で、主にインプラントの補綴物をCADで製作しており、完全に全てのケースをデジタルで行うことはできておりません。
まだまだ患者様には従来の型どりをさせていただくことにはなりますが、1日でも早くさまざまなケースでデジタル化ができるよう、技工士、ドクターで協力しながらやっていきたいと思います🙌🏻
今週もありがとうございました🍋