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みなさんこんにちは、姫路駅前グランツ歯科の歯科医師の西田です。
本格的な春が近づいている中、朝晩の寒暖差も激しいこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
さて皆様、インプラント治療をご存知でしょうか。インプラント治療については、以前のブログでもご紹介しておりますので、そちらもまたご確認ください。
骨の中に埋める部分をインプラント体、インプラント体と義歯の間の部品をアバットメントと呼びます。一般的にアバットメントはスクリューでインプラント体に固定されています。 アバットメントの上に義歯が付きますが、義歯がインプラント体に直接付く場合もあります。義歯が外れないように、セメントを用いて義歯を付ける場合と、スクリューで義歯をアバットメントあるいは義歯をインプラント体に付ける場合があります。
(日本口腔インプラント学会HPより参照)
a:インプラント体 b:アバットメント c:スクリュー d:上部構造(義歯)
失ってしまった歯の治療法としては、ブリッジや、入れ歯があります。しかし、インプラントのメリットは、残っている歯への負担がなく、自分の歯に近い機能や審美性の回復が可能である、ということが挙げられます。生活レベルの向上に伴い、利便性や快適性さらには審美性を求める風潮が広まる中で、それらの要望に応えられる治療と言えます。
今日は当院のインプラント治療の流れについてご説明します。
まず、口腔内を精密に検査し、まず、なぜその歯を失ってしまったのかということを考えます。
インプラント治療をする上で、この工程が非常に重要となります。
失った原因が解決されていないまま、インプラントをしたとしても、また失ってしまう可能性が高いからです。例えば、歯周病が原因で失ってしまったのであれば、歯周病の改善をしなければなりません。また、噛み合わせが原因で失ってしまったのであれば、矯正治療等も含めた咬合治療も行う必要があります。
次に治療計画を立案します。
インプラントを埋入し最終的にどのような上部構造を入れるのかという計画を立案します。
インプラント手術をする上で、どの位置にインプラントを埋入するのか、が重要になります。その方法についても以前のブログに記載しておりますので、そちらもまたご確認ください。
次に手術です。
手術に際しては基本的に一般的な歯科治療と同様な局所麻酔で行うことが多いです。しかし、不安な方には麻酔科医による静脈内鎮静法(眠った状態)での治療も可能ですのでご安心ください。
そして、インプラント体と周りの骨が骨結合するまで、3~6ヶ月程時間をおき(患者様の状態によって異なります)、結合後、最終的な上部構造を装着していきます。
そこからはメインテナンスが必要となります。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。当院では一人一人の患者様にあったメインテナンスプログラムを作成し、治療を行っております。
当院では無料相談も行っておりますので、まずはご連絡ください。
本日もありがとうございました。