姫路駅前グランツ歯科
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マウスピース矯正(インビザラインなど)を始めてしばらく経つと、
「口が寂しい」「気分転換したい」「口臭が気になる」──そんな理由でガムを噛みたくなる瞬間があります。
しかし、SNSや口コミを見ても「噛んでも大丈夫」「絶対ダメ」と意見が分かれていて、
実際にどうすればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、マウスピースを装着したままガムを噛むのはNGです。
ただし、「外した状態で短時間だけならOK」というケースもあります。
本記事では、歯科医の立場から
なぜガムがマウスピースに悪影響を与えるのか
外したときなら大丈夫な条件
ガムの代わりにおすすめできるケア方法
まで、科学的根拠と実際の臨床経験に基づいて解説します。
マウスピース(アライナー)は、薄く透明な熱可塑性樹脂でできています。
歯にぴったり密着して歯を少しずつ動かすため、精密な形状が命です。
しかし、ガムのような粘着性のある食品を噛むと、以下のようなトラブルが起きることがあります。
マウスピースが変形する(噛む力と熱で微妙に歪む)
ガムがマウスピース内部に付着し、清掃困難になる
噛み合わせや歯の移動が予定通り進まなくなる
マウスピースは高温や圧力に弱いため、
わずかな変形でも歯の動きに誤差が生じ、治療期間の延長につながる可能性があります。
💬 歯科医コメント:
「“少しだけなら大丈夫”という自己判断が、矯正の精度を大きく損なうケースは珍しくありません。
ガムのように粘りがあるものは、短時間でもリスクがあります。」
患者さんの中には、「数分だけ噛む程度なら大丈夫」と思われる方もいます。
しかし、ガムは歯とマウスピースの間に摩擦熱を生むため、
たとえ短時間でも変形や曇り、細かいヒビが生じることがあります。
また、ガムの中には糖分や香料成分がマウスピースに残留し、
雑菌の繁殖や口臭の原因になることも。
特に夏場や暖房の効いた室内では、樹脂の温度変化が起こりやすく、
そのまま装着を続けると歯列移動のズレや虫歯リスクの上昇につながります。
マウスピースを外している間(食事中や休憩中)であれば、
条件を守ればガムを噛んでも問題ありません。
その条件とは、次の3つです。
マウスピースを外した状態で噛むこと
シュガーレス・キシリトールガムを選ぶこと
再装着前に必ず歯磨き・うがいをすること
ガムを噛むことで唾液分泌が促進され、口臭予防・口腔内の自浄作用が働きます。
ただし、糖分入りガムを噛むとむし歯リスクが高まり、
そのまま装着するとマウスピース内で糖分が密閉されて繁殖源になります。
💡 ポイント
食後にどうしても口が寂しいときは「キシリトール100%」ガムを選ぶ
噛んだ後は水で口をゆすぎ、マウスピースを清潔にしてから再装着する
マウスピース矯正中にガムを噛むなら、選び方が非常に重要です。
| 成分 | 推奨度 | 理由 |
|---|---|---|
| キシリトール100% | ◎ | 唾液促進・むし歯予防効果あり |
| ソルビトール・マルチトール含有 | ○ | 低刺激だが、過剰摂取は下痢リスク |
| 砂糖入りガム | ✕ | 虫歯リスク大、再装着時に危険 |
| 粘着性ガム(グミ系) | ✕ | 歯や詰め物、マウスピースに付着しやすい |
姫路駅前グランツ歯科では、
ロッテ「キシリトールガム(歯科専用)」やオーラルケア製品の使用を推奨しています。
👩⚕️ 歯科医のアドバイス
「“噛んでもOKな時間”を決めておくのがおすすめです。
例:食後5分だけ噛んで、その後すぐ歯磨き→再装着。
習慣化することで、マウスピースの装着時間を守りやすくなります。」
マウスピース矯正中の患者さんがガムを噛みたくなる理由は、実は人それぞれです。
「口が寂しい」「集中したい」「口臭が気になる」「口が乾く」など──。
ここでは、それぞれの理由に合わせた代替策をご紹介します。
デスクワークや勉強中など、何かを噛むことでリラックスや集中力の維持を図る人は多いでしょう。
しかしマウスピース矯正中は、ガムではなく噛む刺激を代替できる方法を選ぶのが安心です。
舌トレーニング(舌回し・舌押し):口の筋肉を動かすことで満足感アップ
無糖タブレット(ミンティア・ポスカなど):噛まずに口寂しさを軽減
小さくカットしたナッツ類(外した状態で):噛む感覚を再現しつつ、栄養補給も可能
💬 歯科医コメント
「“噛む”こと自体は脳を刺激し、集中力維持にも役立ちます。
ただし矯正中は、噛む対象を安全なものに置き換える工夫が大切です。」
マウスピース矯正中は、長時間装着により唾液の流れが減少し、
結果として口臭を感じやすくなります。ガムで一時的にごまかすよりも、
原因から解決するケアを取り入れることが大切です。
水分補給をこまめに行う(常温水が◎)
マウスピースを外したら毎回うがい or ブラッシング
殺菌作用のある洗口液を使用(歯科専売品が安心)
特におすすめなのが、クロルヘキシジン・CPC配合の洗口液です。
これらは口腔内の菌バランスを整え、マウスピースの清潔維持にも役立ちます。
💡 ポイント
「口臭=ガムで隠す」より、「唾液+清掃+保湿」で根本ケア
マウスピース自体も専用洗浄剤で1日1回以上洗浄を
矯正中のドライマウス(口腔乾燥)は、ガムを噛みたい気持ちを強くします。
しかし、唾液を増やすにはガム以外にも方法があります。
保湿ジェル・スプレーの使用(リステリンナイトリセット、モンダミン保湿タイプなど)
舌のストレッチ・口輪筋運動で唾液腺を刺激
無糖のキャンディ・タブレットをゆっくり口に含む
👩⚕️ 歯科医コメント
「口が乾きやすい方は、矯正中だけでなく将来的にもむし歯や歯周病リスクが上がります。
自宅ケアと定期的なメンテナンスで、快適な口腔環境を保ちましょう。」
「自分は大丈夫」と思ってガムを噛み続けた結果、
思わぬトラブルに発展するケースは少なくありません。
| トラブル内容 | 原因 | 結果 |
|---|---|---|
| マウスピースの変形・破損 | ガムの粘着や噛みしめによる圧力 | 適合不良・歯が動かない |
| 汚れ・臭いの付着 | 香料や糖分の残留 | 口臭・菌繁殖 |
| 歯や詰め物の外れ | 強い咀嚼・再装着ミス | 再治療の必要性 |
💬 臨床現場での声
「ガムを噛んだあと、微妙にマウスピースが浮くようになった」「歯が痛む」などの相談は実際によくあります。
多くの場合、再製作(再スキャン)が必要になり、治療が1〜2ヶ月延びることもあります。
もし「うっかり噛んでしまった」「マウスピースが変形したかも」と感じた場合、
次の手順で落ち着いて対応しましょう。
すぐにマウスピースを外す
冷水で軽く洗浄し、変形や汚れを確認
装着感に違和感があれば使用を中止
歯科医院へ連絡し、再評価を依頼する
🚨 注意
自己判断で「次の段階のマウスピースを使う」「温水で戻そう」とするのは危険です。
必ず歯科医院でチェックを受けましょう。
マウスピース矯正の成功には、「歯の動き」だけでなく「毎日の食習慣」も重要です。
食べ物や飲み物によっては、マウスピースの変形・着色・虫歯リスクを高めることがあります。
| 区分 | 食べてもOK | NG・注意が必要 |
|---|---|---|
| 食事中 | ご飯・野菜・柔らかい肉など | 硬いおせんべい・キャラメル・グミ |
| 間食 | 無糖ヨーグルト・ナッツ(外した状態で) | ガム・飴・チョコ・ドライフルーツ |
| 飲み物 | 水・お茶(無糖) | コーヒー・紅茶・ワイン・ジュース |
💡 アドバイス
着色性飲料(コーヒー・紅茶)は、マウスピースの黄ばみの原因になります。
飲むときは外し、飲んだ後はうがい→再装着が基本です。
矯正中でも外出や旅行は楽しみたいもの。
その際は、以下の「マウスピース3点セット」を常に持ち歩くのがおすすめです。
携帯用マウスピースケース(清潔に保管)
ミニ歯ブラシ or マウスウォッシュ
小さなタオル or ティッシュ
👩⚕️ 歯科医コメント
「旅行中の油断がトラブルの原因になることも。
“外す→洗う→戻す”を徹底するだけで、治療精度が保たれます。」
マウスピース矯正中は、食事制限や生活リズムの変化によってストレスを感じやすい時期です。
そんな中、「ついガムを噛んでしまう」という行動には、心理的な要因が隠れていることもあります。
マウスピース矯正の成功には、1日20〜22時間以上の装着が必須です。
しかし、食事・会話・間食のたびに外すと、装着時間が不足しがちになります。
「ガムを噛むために外す時間」が増えれば、その分だけ治療の進行が遅れるのです。
スマホアプリで装着時間を記録(例:My Invisalignなど)
“噛みたい欲求”が出たら水を飲む or 舌トレに切り替える
1日の装着達成率を「可視化」してモチベーション維持
💬 歯科医コメント
「矯正は“時間との戦い”でもあります。
ガムを噛む5分が、歯の移動を1日遅らせることもあるのです。」
「頭では分かっているけど、ついガムを噛んでしまう…」
そんな方は、“習慣”としての依存性を意識しましょう。
ガムを噛む行動は、脳内でドーパミンが分泌される**“快感習慣”**の一種です。
つまり「やめる」よりも、「置き換える」「満たす」ことが有効です。
トリガーを把握する(どんな場面で噛みたくなるか)
代替行動を準備する(舌体操・無糖タブレット・深呼吸など)
成功体験を積む(“今日は噛まなかった”を記録)
さらに、歯科医院でのカウンセリングでは、
「ガムを噛まなくても快適に過ごせる方法」や「モチベーション維持のコツ」もお伝えできます。
👩⚕️ 専門家コメント
「我慢ではなく、工夫で乗り切る。
それが“続けられる矯正生活”のコツです。」
万が一、マウスピースを装着したままガムを噛んでしまっても、慌てる必要はありません。
大切なのは、“その後の対応”です。
以下の項目を確認してみましょう。
☐ マウスピースの変形・浮き上がりはないか
☐ 歯や歯ぐきに痛みはないか
☐ 噛み合わせの違和感はないか
☐ 汚れ・臭いが残っていないか
1つでも該当する場合は、そのマウスピースの使用を中止し、歯科医院に相談してください。
再スキャンや再作製が必要になる場合もあります。
💡 ポイント
「次のステップに進む前に、必ず状態確認」
これが治療を遅らせない最善策です。
歯科医が適切に対応するためには、正確な情報共有が重要です。
ガムを噛んだ日時・時間・状況
その後の違和感や変化の有無
使用中のマウスピース番号(ステージ)
👩⚕️ 歯科医コメント
「“ちょっとだけ”と思った行動も、治療管理においては大切な情報です。
何でも正直に共有してもらえるほど、的確なサポートができます。」
マウスピース矯正は、自分の努力と管理が結果に直結する治療です。
そのため、ガムのような一見小さな習慣が、思わぬ影響を及ぼすことがあります。
しかし裏を返せば、「正しい知識と少しの工夫」で、
矯正期間をより短く・快適に過ごすことができるのです。
🦷 姫路駅前グランツ歯科 院長コメント
「私たちは“治す矯正”ではなく、“育てる矯正”を目指しています。
一人ひとりが自分の歯と真剣に向き合うきっかけとして、
この情報がお役に立てば幸いです。」
「ガム以外にも気になることがある」
「食べていいもの・だめなものを詳しく知りたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
姫路駅前グランツ歯科では、
マウスピース矯正(インビザライン)の無料相談
食習慣・お手入れ方法の個別アドバイス
治療中のトラブルサポート体制
を整えています。
🌿「自分の歯を大切に、正しい方法で整える」
それが、あなたの笑顔をより美しく輝かせる第一歩です。
| 項目 | 結論 | 対応策 |
|---|---|---|
| 装着中のガム | ❌禁止 | ガムは外してから噛む |
| 外した時のガム | △条件付きOK | シュガーレス・キシリトール100%推奨 |
| 代替案 | ◎ | 無糖タブレット・舌トレ・保湿スプレー |
| トラブル時 | ⚠️ | すぐに外し→医院へ相談 |
| 心理的要因 | 💭 | “噛む”習慣を代替・管理 |
もしあなたが「矯正中でも快適に過ごしたい」「正しい食習慣を知りたい」と思ったら、
自己判断せずに、ぜひ専門医に相談してください。
私たち《姫路駅前グランツ歯科》は、あなたの笑顔と健康を全力でサポートします。
📍アクセス
兵庫県姫路市駅前町241番地 フェスタビル北館4F
(JR姫路駅から徒歩1分)
📞 079-287-3838
🌐 姫路駅前グランツ歯科 公式サイト